日本人が腹式呼吸を意識して英語を話すと苦しくなってしまう理由
英語講師に英語を習うと、必ずと言っていいほど「英語を話すときには腹式呼吸をしましょう」と言われます。
これはもちろん正解なのですが、私たち日本人が日本語を話すときと英語ネイティブが英語を話すときとは息継ぎの回数が全く違っているので、腹式呼吸を意識するだけでは途中で苦しくなってしまいます。
試しに同じ英文を日本人と英語ネイティブとで読み比べてみればわかりやすいと思うのですが、英語ネイティブは驚くほど息が長く続きます。
これは、英語と日本語の大きな違いでもあるのですが、日本語はあまり深く息を吸い込まずに何度も何度も息継ぎをして話します。
対して英語は大きく息を吸い込んで、肺に入った空気が無くなるぐらいまで一気に吐き出しながら話します。
ネイティブは空気を大きく吸って、しかも息を吐ききるわけですね。
日本語は小さく吸って、まだ肺に空気が残っている状態で、吐ききってい無い状態で止めます。
絵が下手ですみません・・・
日本人にはこの癖がついているので、腹式呼吸を意識しただけでは、肺に入った空気の量が足りずに息切れを起こすわけです。
ですので、対処法は簡単です。
英語ネイティブのように大きく深く息を吸い込んでから話すようにしてみましょう。
私はこれでかなりなめらかで自然な英語になりましたので、呼吸を意識してみてください。
また、英語ネイティブはかなりの長さの英文を息継ぎなしで話しますので、息継ぎせずにどこまで話せるかというレッスンを取り入れていくといいと思います。
最初のうちは、口も回りませんし、発音もままならないはずですので、1ブレスではあまり長く話せないかもしれませんが、そのうち長く話せるようになりますので、意識してみてください。
まとめ
英語を話すときには大きく息を吸って、一気に吐き出す。
ワンブレスで最低でも1センテンス(1文)話す。
話せればもっと長く話す。
英語を話すときは息つぎに注意する癖をつけて、多くしないよう心掛ける。←これ難しいです。