品詞の種類
品詞の種類をただ表にするだけでは面白くないですし、そんな表はGoogleで検索すればいくらでも出てきますので、私がこうやって覚えているという私の頭の中をなるべく短く簡単に紹介してみます。
日本語にない品詞「冠詞」
冠詞はa とtheです。
aは一つの、theはそのという感じの日本語訳で覚えたと思いますが、この冠詞は日本語にはありませんので強引に訳さない方がいいと思っている品詞です。
正直私もうまく使いこなせていないのですが、初心者のうちはあまり気にせずこだわらずに覚えたほうがいいです。
英語に絶対になくてはならない品詞「動詞」
英語の基本文は主語+動詞です。
全ての英文がこれをもとにしているので、普遍的な形です。
命令文は主語が省略されていたりしますが、長年使われている間に省略されてきたというだけで、とにかく英語の基本文は主語+動詞です。
主語はその文の主役になるもので品詞ではないのですが、人やモノなどが入ります。
動詞は動き(動作)を表す品詞で、英文には必ず1つ入り、2つ以上入ることはありえません。
また動詞はbe動詞と一般動詞の2種類があります。
be動詞
is am are
がbe動詞です。
一般動詞
歩く・・・walk
走る・・・run
などが一般動詞です。
伸ばして発音すると語尾がイーで終わる可能性が高い形容詞
中学校の頃、国語や英語の授業で品詞の見分け方として、語尾がイーとなるものは形容詞だと聞いたことないですか?
ここではあることにしておいてほしいのですが、これはかなりの確率で正解です。
全てではありませんが確率は高いです。
形容詞は物の様子を説明する品詞で高い、低い、美しいなどがそれにあたります。
美しい・・・beautiful
高い・・・high
低い・・・low
物の名前は名詞
名詞に関しては説明不要かと思いますが、物の名前地名などが名詞になります。
自動車・・・car
犬・・・dog
猫・・・cat
東京・・・tokyo
問題ないですよね
動詞に名詞をつける接着剤役の前置詞
前置詞はat,on,of,in,aboutなどあまり意識せずに使っている品詞ですが、名詞の前にあるので名詞とセットかというとそうではなく、動詞によって変わっていくものです。
動詞の種類によって、後ろに続く名詞を前置詞なしでおけるか、それとも前置詞を付けなければおけないかが変わってきます。
一般動詞には他動詞と自動詞があり、他動詞の後ろには前置詞なしで名詞がおけますが、自動詞の後ろには前置詞を置かないと名詞がおけません。
他動詞
自分だけで動作が完結できない動詞。
I play the piano.(私はピアノを弾く)
i play (私は弾く)・・・ピアノを
自動詞
自分だけで動作が完結できる動詞。
I listen to music.(私は音楽を聞く)
I listen (私は聞く)・・・音楽を
動作に対してどのようにするのかを説明する副詞
最後に面倒な副詞です。
冠詞の次に面倒だと思っています。
その理由は他の品詞との区別が難しいということ。
副詞は時間、場所、頻度などを説明するのですが、時間は名詞でもあります。
基本的に動詞や名詞の後ろに入る品詞で、最悪文になくても意味が通じるおまけの品詞です。
前置詞なしで比較的自由な場所に入れられます。
昨日・・・yesterday
ここ・・・here
しばしば・・・often
それから・・・then
など、副詞になりえるものは多くてここだけでは説明しきれませんので、私はどの品詞でもなさそうだなあと思ったら副詞と考えています。