「ちょうど~したところだ」を表現する英語フレーズ“I just +過去形~.”
今回は“I just +過去形~.”を使った、「ちょうど~したところ」という表現を紹介します。
“just”は「ちょうど」という意味なので、“I just ~.”ときたら「ちょうどした」と訳したいところですが、実は“just”にだけ注目してしまうのは危険です。
また、別の記事で書こうかと思いますが、“just”には「ちょうど」「まさに」「~なだけ」「本当に」「まったく」「ちょっと」など様々な意味があるので、このフレーズは“just”の次に過去形が来るというところに注目して下さい。
例えば
I just put all the dishes away.
「ちょうどお皿を片付けたところだ。」
書いてしまったのでこのまま書き進めますが、一発目から例文を失敗しましたね。
“put”は過去形も現在形も“put”なのでちょっと分かりにくかったですすみません。
気を取り直して
例文)
I just ordered pizza.
「今ちょうどピザを頼んだところだ。」
この頼んだ「ordered」に注目して欲しいんですね。
仮に“just”を取ってみます。
すると・・・
I ordered pizza.
「ピザをたのんだ」
となりますよね。
今回紹介する「ちょうど~したところ」は、この「ピザを頼んだ」に“just”という強調する言葉(副詞)が入るだけで、“just”はあくまでもオマケなんですね。
ですので、そのおまけ語がプラスされて、この英文になっただけです。
I just ordered pizza.
「今ちょうどピザを頼んだところだ。」
ちょっとうんちくがウザかったかもしれませんが、要するに“just”の後ろに過去形が来ていたらこの形だと思ってください。
おそらくそれで大丈夫です。
ネイティブは完了形よりも過去形をよく使うので、ただの過去形にしていますが、当然過去完了形の方がしっくりくる文もあります。
「ちょうど宿題をやり終えた」みたいな文です。
I've just finished my home work.
この場合も完了形であることを分かった上で、“just”という強調語があることを理解しましょう。
これとかややこしいですね。
I just wanted to try it.
「ただ、それを試してみたかっただけだよ」
不定詞がまざってますが、これを日本語で「ちょうど」と訳すとちょっと違和感が残ります。
ちょうどそれを試してみたかった
まあ、おかしくはないですかね、、、、すみません。
でもこのへんが自分が感じるニュアンスなので、自分なりに分かっていれば問題ないです。
文字にして説明しようとすると難しいです。
例)
I just read it a moment ago.
(その記事をちょうど読んだところ。」
I just saw Kimi yesterday.
「昨日、ちょうどキミに会った。」
I just wanted to thank you.
「ちょうど、あなたにお礼が言いたかったんだ。」