「~に違いない。」“You must~.”
今回はmustを使って、「~に違いない」と英語で言ってみます。
mustの基本ニュアンスは【義務によって】しなければならない、する必要があるですが、「~にに違いない」「~のはずだ」という意味でも使われます。
She must be hungry.
「彼女は、お腹が減っているに違いない。」
主語+must~ 「~に違いない」
が基本の形です。
mustは助動詞なので、後ろには動詞の原形が入ります。
また、「~のはずだ」というニュアンスは、日本語ではたびたび「~みたいだね」とやくされることがあります。
「~みたいだね」を英語で言う場合はmustにはならないので注意が必要ですが、日本語の場合は「~のハズだ」と断定していてもやんわりと伝えることがあるので、このようなニュアンスの誤差が生じます。
例えばこんな感じ。
You must be busy now.
「あなたは今、忙しいみたいだね。」
これはニュアンス的には「忙しいハズだ」と断定しているのですが、これを伝える場合
あなたは忙しいはず
君は忙しいだろ
君は忙しいに違いない
のような言い方はあまりしませんよね。
「忙しいみたいだね。」と少し断定を和らげる表現を使います。
ですので、日本語訳にするときには少しあいまいな場合もありますが、基本ニュアンスとしては「~に違いない」で覚えてください。
学校のテストの場合はとくにそうですね。
「これは断定のニュアンスが含まれた違いないです」と言っても先生は正解にしてくれないと思うので、日本語訳にする場合は「~に違いない」と答えましょう。
You must be tired.
△「あなたは疲れているでしょう。」
〇「あなたは疲れているに違いない」
That guy must be a famous singer.
「あの人は有名な歌手に違いない。」
If the lights are on, Hiro must still be home.
「もしも灯りがついていたら、ヒローはまだ家にいるはずだ。」