英語学習のネタ帳

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「ごゆっくりどうぞ!」を英語で言うと“Take your time!”

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相手を気遣って、「ゆっくりでいいよ」「ごゆっくりどうぞ」と言いたい場合は、“Take your time.”と言います。

この表現は感情、声のニュアンスによってはカジュアルになってしまう場合もあるので、目上の方やビジネス関係の方には“Please”を頭につければ無難です。

Please take your time.

また、通常は「ごゆっくりどうぞ」という意味ですが、語気によっては「慌てるな!」という目上から目下への表現にもなりえますので、言い方に注意しましょう。

同じような表現であれば、"You don't need to rush." "No need to rush."などがありまが、"Take your time."が最も頻繁に聞く表現ですね。


例文をみながら解説


「ごゆっくりどうぞ」の例としては、10時から始まるパーティに呼ばれたにも関わらず、渋滞で遅れてしまう時の会話だと仮定するとこんな感じになります。、

I'm sorry. I'm stuck in traffic. I can't make it by 10.
「ごめんね。渋滞にはまっちゃって。10時には間に合わないです。」

Don't worry. Take your time. Drive safely.
「大丈夫だよ。ごゆっくり。運転に気を付けてね。


また、ビジネスの場合には仕事で書類を記入して提出依頼をする際には、

Can you fill this out and bring back to me. You don't need to rush it.Take your time. It's due by next Monday.
「この書類に記入をしてもってきてください。急がなくていいです。ごゆっくり。来週の月曜日が締め切りです。」


この例のように、相手にプレッシャーを与えないために“Take your time.”と使い、でもきちんと提出期限は

伝えます。


そうでないと、ごゆっくりなんて伝えたらいつまでも持ってきてくれませんからね。


慌てるな!という表現


では、慌てるな!という表現だとどうなるでしょうか!

例文をあげてみます。

例えば、友達と空港で食事をしている際に、食べ物を飲みこむように食べている友達に慌てるなと伝える会話だとすると、

Take your time. We still have lots of time.
「慌てないで。まだたっぷり時間はあるんだから。」

親が良く子供に言う表現として、

Take your time. No one is good at anything without practice.
「慌てるな。練習無しに上手くなるやつはどこにもいないんだぞ。」

 

"Slowly"を使うと意味が変わる


ゆっくりというと、まず頭に浮かぶのは"Slowly"ですが、"Come slowly."だと逆に「遅く来てください。」と反対の意味に変わってしまうので注意が必要です。

このあたり、ぱっと出てくる単語が日本人のイメージと違うとことが英語なんですよね。


このへんは、こういうフレーズをどんどん覚えていき、使って使って、慣れて行くのが一番案なんですよね。

だから、英語教材は会話を覚えさせるという形式のものが多いわけです。

文法も大切ですが、初心者のうちは、こういう頻出のフレーズを覚えてしまって、どんどん使いましょう。

使わないと覚えません。