英語学習のネタ帳

英語が好きな人の英語中心の英会話雑記ブログ。

英語を話さざるを得ない環境に飛び込むのが1番

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英語学習のネタ帳管理人シミズです。

今回は英語を話す環境に身を置いたら英語が話せるようになったという話をお聞きできましたので、シェアさせていただきます

一般的には、このような「習うより慣れろ」という学習法は大人には向かず、子どもの方が相性がいい傾向にあるのですが、親に出してもらったお金で留学するといった環境とは違い、必要に迫られるという環境であれば、もしかしたらと思います。

 

女性 主婦

 

私が英語を話せるようになったのは、社会人になったあとのことです。

 

これまで基礎から復讐する文法のテキスト(中学生英語)を読み進めてみたり、 TOEICの勉強対策として通信講座を受けたりしてきましたが、これからお伝えする勉強法に勝るものはないと思います。

 

そして、この勉強法はわずかな期間で爆発的な効果を私にもたらしてくれました。

 

それは、「国際ワークキャンプ」に参加することです。

 

国際枠キャンプとは国内外の様々な国でNPONGO団体がボランティアを募集し、応募された世界各国の有志のメンバーとともに寝食を共にしながらボランティア活動をすると言うものです。

 

国際ボランティア、と検索しても様々な団体が出てくるかと思います。

 

私はその中で、英語が公用語として使われるアフリカのとある国に2週間のボランティアに参加しました。

 

参加を申し込みした当時は、恥ずかしながら英語が全く話すことができず、電子辞書を片手に何とかなるさと言う精神で応募したことを覚えています。

 

今思えばよく行が出たなと自分を褒めてあげたくなりますが、その選択が私にとって大変プラスになりました。

 

私が参加したボランティアのキャンプでは、アメリカ、ポーランド、ドイツ、韓国、アフリカ、フィンランド、そして日本からメンバーが集まっており総勢20名ほどの世界各国の人たちと生活を共にすることとなりました。

 

その中には私のように英語全く話せない人も何人もいて、とても安心したのを覚えています。

 

とは言え、ボランティアのワークの説明や生活のルール決めなどすべてのやりとりが英語でされているので、必死で相手の意図を汲み取るように意識したり、難しい英単語が出てきた場合には簡単な英語に言い換えて伝えてもらうなどコミニケーションに工夫をしてやりとりをしました。

 

これらのやりとりは正直はじめはとても大きなストレスでした。しかし、参加するメンバーは英語がわからない私に対して理解できるように歩み寄ってくれましたし、何よりボランティアと言う共通の目的があったので作業などを通じてどんどんコミニケーションをとることができました。

 

そして1番のポイントは、「日常生活を共にする」と言うことだったように思います。

 

例えば朝食でお塩を取って欲しい時に、Pass me salt.と言う単語で通じてしまうのです。これは実際に生活しながら体感する生きた英会話だったと感じます。

 

このような日々を過ごしていくうちに1週間後から、英語で夢を見るようになりました。その時の嬉しさは今も忘れません。

 

24時間、耳からそして体中で英語を浴びるように感じることで短い期間でも英語を身につけられるようになると体感しました。

 

そしてその経験から10年以上経った今も、海外旅行では困らない英語力を維持し続けることができています。

 

この話をきいてみて

 

この話を聞いてみて、英語の学習法といって紹介するのはどうかなと、結構悩んだのですが、実際にこのような環境で英語を話せるようになったというので、シェアしてみました。

 

一般的には基礎といいますか、ある程度英語を学習、予習していかないと、英語圏で生活して覚えた英語は日本に帰ってくると忘れてしまうという研究結果もあるのですが、このかたはそのようなことはなく、10年たっても英語ができているというから驚きでした。

 

24時間耳からシャワーのように・・・と聞くとなんだか英語が出来そうですが、やはりこの話の根本は、「必要に迫られて英語を使う」というところだと思います。

 

例えばですが、カナダやオーストラリアに語学留学に行くとして、ワーホリで働いたとしても24時間というわけにはいきませんし、語学学校に通っても、おそらくそのレベルのクラスには、日本人がいます。

 

となると、学校では日本語を使う可能性が高くなってしまいますし、一人暮らしであれば人と話しません。

 

フィリピンのように寮生活という場合も、日本人が近くにいると思うので、やはりこのかたのように、英語を24時間使うという環境を自分で作り出さないともったいないなあと思います。

 

日本人の友人とも英語で話すというルールを作ったり、英語圏の友達だけを選んでお付き合いしていくというような、自分だけのルールを作らないと、留学しても英語は話せるようにならない可能があるなあと思いながらきいていました。

 

この記事を読んだ人が、そのような環境に飛び込みさえすれば英語が話せるようになると、軽く考えてしまわないようにしてください。

 

念のため。