英語学習のネタ帳

英語が好きな人の英語中心の英会話雑記ブログ。

好きなことで英語を勉強

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英語学習のネタ帳管理人シミズです。

独学で英語を覚えたというインターナショナルスクールの英語の先生に、ご自分の英会話学習方法を話していただけたので、シェアさせていただきます

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私はもともと音楽を聴くのが好きで、特に洋楽を聴いていました。

 

中学校や高校で習った覚えのある英単語が出たときはしっかり聞き取れたのですが、ほかの英文等はまったく聞き取れず曲の雰囲気などで好きだなとか思っていました。

 

ある日、英語を話せる知り合いにこの曲凄くいいよと勧めたときに、「どういう意味か分かって言ってるの?」と言われ歌詞を検索したところ自分が想像していた内容とは正反対でびっくりしました。

 

その日から私は、気に入った曲はまず紙に歌詞を英語で書き、その下に自分で調べた単語や文法で日本語訳を書く。

 

ということを繰り返し行いました。

 

するとだんだん英単語の意味を理解して覚え始め、文法も覚えれるようになりました。

覚え始めてからは、よく使われる単語や文法にマーカーでラインを引いたりしてどういう言い回しがあるのか探すようになりました。

 

そのことを歌詞の意味を調べるきっかけをくれた知り合いに話したところ、「実際に聴きながら歌ってみると発音の練習にもなるからやってみて」と言われやってみました。

 

正直、これだけ意味を理解しているしライティングも出来るんだから余裕でしょうと思っていました。

 

しかし書く・聞く・話すはまったくの別物でした。

 

なんとなく単語は聞き取れても発音の仕方が分からず歌うことが出来ませんでした。

 

それがどうしても自分の中で悔しくて歌えるようになりたいと強く思い、発音の仕方を練習しました。

 

ひとつひとつ単語の発音練習をしていたら時間がかかると思ったので、文法での発音練習をすることにしました。曲を何度も再生しながら一緒に歌う。

 

最初のほうは歌詞カードを見ながら歌っていたのですが、だんだん歌詞を覚えていき最終的には歌詞カードを見なくても歌えるようになったので、車の中やご飯を作っているときなど手がふさがっているときでも勉強できるようになりました。

 

そうすると歌だけじゃなく実際に会話してみたいと思うようになり、外国の方がよく利用するバーなどに行き積極的に話しかけるようにしました。

 

行き始めたころはたどたどしい英語で、相手にも伝わらないことが多々ありましたが、今ではすらすらと会話が出来るようになりました。

 

それからは英語で話せることが嬉しくて英語に対してのマイナスなイメージもなくなり、以前よりももっと好きになりました。

 

今はインターナショナルスクールで子供に英語を教えています。

 

元々勉強が苦手だったのですが、好きな曲をしながら英語を勉強することで私でも英語を話せて、さらにはその英語を使って仕事をすることが出来ました。

 

あの時指摘してくれた知り合いにはとっても感謝しています。

 

この話を聞いてみて

 

単語を覚え意味を理解、文法を使っての英作文、音楽を聴きながら声に出す音読

 

すべてが理にかなった学習法だと感じました。

 

正直洋楽でのシャドーングなど音読系はアーティストによって発音や使う言葉に偏りがあると思っているのですが、実際に英語ができるようになった人がいるわけですから、音楽が好きならこの手法いいかもですね。

 

音読は、リスニング、スピーキングに効果があるのですが、口が回る、発音が良くなるまで繰り返すのは結構大変な期間を要したのではないかと思います。

 

意味を調べるだけでなく、文法を調べてさらに英作文をしたとうのがすごいですね。

 

ただ者ではありません。

 

とても良い体験談を聞けました。