英語学習のネタ帳

英語が好きな人の英語中心の英会話雑記ブログ。

英文法を覚えるには不可欠な品詞について

英文法を勉強した方がいいか、そうでもないかという議論は棚に置かせていただきますが、英文法を学習するという前提で書くと品詞をしっかりと理解しておかないと途中で混乱します。

文法の学習をはじめてしばらくすると、目的語、修飾する、~を取る、形容詞的用法、副詞的用法、名詞的用法のような言葉が出てくるようになります。

ほとんどの方はそこで混乱しだすと思うので、まずは品詞をしっかりと理解しておくことが文法の理解度を上げるために非常に重要な要素だと気が付き品詞について調べだすことになると思います。

文法用語はなるべく使わずに、英文の組み立てさえ覚えられればそれが一番いいのですが、実は文法用語はある程度覚えたほうが文法を覚えるのが楽になります。

それが面倒だから文法は嫌いなんだという人もいますので強要はしませんが品詞は簡単に覚えられますので、勉強してくことをおすすめします。

ちなみに英文法を覚えずに英会話ができると言っている人は、英文の仕組みを簡略化した文法を使わずに、必要な英文をすべて暗記させようとしているだけなので結局効率が悪い学習方法をさせているのだということを覚えておいてください。

ネイティブスピーカーが文法を意識して言葉を覚えていないというのももっともな話ですのでそれでも話せるようにはなりますが、あなたがネイティブスピーカーと同じ環境下にいることができるかどうかをしっかり吟味した上で学習方法を決めたほうがいいと思います。

24時間ママと英語に触れて、2歳、3歳でやっとあのぐらいの言葉を話せるわけですから日本人が日本でしかも独学で行うことを考えれば時間がかかると言えます。

また、英語と日本語の大きな違いに日本語は主語と動詞がなくても分が成立するのに対し、英語は必ず主語と動詞が必要だという事があります。

これを文章で比較する際にも、主語、動詞、形容詞などの品詞というグループに分けて考えないとなかなか理解ができません。

これをなんとなく、あやふやなまま流してしまうと後々混乱を招くことになりますのでやはり品詞は覚えたほうがいいと思います。

品詞の種類は次回の記事で!!

英語教材のナチュラルスピードは「フェイクナチュラル」が多い

英語教材の販売ページを見ていると、英語を話す速度について書かれていることがあります。

スロースピード、ナチュラルスピード、高速スピードなど、とても遅い、ナチュラルなど大ざっぱなスピードで表示されていることが一般的です。

高速スピードに関しては、速い速度の音声を聞くレッスンを速聴と読んでいて、その速度がどれだけ早いかをアピールしたいので、通常の速度の何倍、何%という数値で表していることが多いです。

ですが、通常、普通、ナチュラルと称される速度に基準がないので、英語教材によって速度が統一されておらず、非常にあいまいなものになっています。

一般的に話す速度は1分間に何語というような表示をするのですが、ネイティブ同士が話をするとその速度は一分間に190語以上と言われています。

こう表現されてもわかりにくいと思うのですが、英語ネイティブが日本で日本人に話しかけて理解できる速度は一分間に90語ですから約2倍速で話していると思ってしまっていいと思います。

当然個人差はありますが、私がストップウォッチで図ってみたところ、やはりネイティブの通常速度で1分間に180~200語でした。

 

ファーストスピードの例

エブリデイイングリッシュ(通常の約1.5倍速)

 

スロースピードと本気のナチュラルスピードの例

スピーキングパワー

1:06ごろからスロー、1:23ごろからナチュラルスピード(本気)

 

 ナチュラルがゆっくりだと感じる英語教材のYouTube動画は、売り上げに響いてしまうと問題なのでここには貼りませんが、検索すればたくさんできてきますので、ご自分で探してみてください。

初心者向けのナチュラルスピードは遅い

では、日本の英語教材のナチュラルと呼ばれている速度はどうかというと、1分間に90語とはいいませんが、少し遅めに話している教材が多く、1分間に150語~170語程度のものが多かったです。

手動で計測していますので、誤差もありますが、もう体感で早くないことはわかるレベルです。

業界の方はこの速度を「フェイクナチュラル」と読んでいて、私たちはこの速度がナチュラルだと思い込んでレッスンするので、実際にネイティブと話すとびっくりするぐらい早く感じます。

たったの20、30語程度の違いだと思うかもしれませんが、体感ではかなり違います。

当然本当のナチュラルにこだわった教材もありますので、全ての教材でこのようなフェイクナチュラルの速度なわけではありませんが、有名な教材はゆっくりめの教材が多いです。

ゆっくりの速度も必要といえば必要ですので、それがだめという訳ではありませんが、教材の速度に慣れてたとしてもネイティブと本気では会話は難しいので、段階的にスピードを上げてレッスンしていくことを進めておきます。

ネイティブの本当のナチュラルスピードで話すには

リスニングに関しては慣れですので、とにかく数をこなす以外に選択肢はありませんが、スピーキングの場合は少し意識をするだけでかなりスムーズに話せるようになります。

1.単語をつなげる

英語はナチュラルなスピードで話すと音が変化を起こします。

その中でも一番有名で、速度を速めているのが「リエゾン」と呼ばれる、単語と単語がつながる現象です。

want to  ⇒ ワナ

have a ⇒ ハバ

のような感じです。

他にも、フラップ、リダクション、ウィーキングなどの音の変化があります。

 

2.口を大きく開けない

大きな口を開けていると、速い速度では話せません。

Oなど口を大きめに開けなければならない音もありますのですべてではありませんが、口の開きの大きさにも意識を配ります。

それでいて歯は見せるというのも難題ですが・・・

 

あとは練習あるのみなのですが、呼吸や舌の位置によって口と鼻から出る空気の量などにもネイティブの特徴がありますので、一度イラスト付きの発音強制の本を購入してみてください。

 

アメリカ人は歯をみせて話す

スピーキング時に先生によく言われていたことなのですが、英語を話すときには歯がみえるぐらい上唇を上げて話すとネイティブに聞き取りやすくなるそうです。

そうですとなんだか他人事のような書き方で恐縮なのですが、私は英語ネイティブではないので確認のしようがありません。

確認できる一つの手段として、アメリカ人を観察してみるという方法があるのですが、確かに歯を見せて話している人が多いように感じます。

全ての発音で歯が見えているわけではありませんが・・・

 

アメリカ人アメリカ人が話すところ

 

これは、日本語が単調で音が低くネイティブとって聞き取りにくい言語なのが関係しているのですが、周波数「hz」という数詞で表すことができます。

周波数は音の振動や波動の周期のことなのですが、日本語はこれが非常に低く平均で1500HZ、英語は3000HZだといわれているので、確かに倍程度の違いがあることになります。

周波数と言語の関係性に関しては、英語教材の公式サイトで説明があるぐらいであまり大きな声で主張している人はいませんが、この周波数の違いについて異議を唱えている方は多くいらっしゃいます。

数値として出ている以上全く無関係だとは思いませんが、数値は意識できませんので少しでもネイティブに通じるようスピーキングを真似て練習するのがベストかなあと思います。

ただ、上唇を上げて発音してみるとわかるのですが、結構難しいです。

これは日本語の発音で上唇を上げるような発音が少ないからだと思うのですが、英語が歯を見せて発音する言語である以上、少し大げさに唇を上げてレッスンするのがいいと思います。

上唇や舌の位置は人によってベストな位置が違いますので、自分で見つけてみましょう。

 

日本人が腹式呼吸を意識して英語を話すと苦しくなってしまう理由

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英語講師に英語を習うと、必ずと言っていいほど「英語を話すときには腹式呼吸をしましょう」と言われます。

これはもちろん正解なのですが、私たち日本人が日本語を話すときと英語ネイティブが英語を話すときとは息継ぎの回数が全く違っているので腹式呼吸を意識するだけでは途中で苦しくなってしまいます。

試しに同じ英文を日本人と英語ネイティブとで読み比べてみればわかりやすいと思うのですが、英語ネイティブは驚くほど息が長く続きます。

これは、英語と日本語の大きな違いでもあるのですが、日本語はあまり深く息を吸い込まずに何度も何度も息継ぎをして話します。

対して英語は大きく息を吸い込んで、肺に入った空気が無くなるぐらいまで一気に吐き出しながら話します。

ネイティブは空気を大きく吸って、しかも息を吐ききるわけですね。

日本語は小さく吸って、まだ肺に空気が残っている状態で、吐ききってい無い状態で止めます。

 

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 絵が下手ですみません・・・

日本人にはこの癖がついているので、腹式呼吸を意識しただけでは、肺に入った空気の量が足りずに息切れを起こすわけです。

ですので、対処法は簡単です。

英語ネイティブのように大きく深く息を吸い込んでから話すようにしてみましょう。

私はこれでかなりなめらかで自然な英語になりましたので、呼吸を意識してみてください。

また、英語ネイティブはかなりの長さの英文を息継ぎなしで話しますので、息継ぎせずにどこまで話せるかというレッスンを取り入れていくといいと思います。

最初のうちは、口も回りませんし、発音もままならないはずですので、1ブレスではあまり長く話せないかもしれませんが、そのうち長く話せるようになりますので、意識してみてください。

 

まとめ

英語を話すときには大きく息を吸って、一気に吐き出す。

ワンブレスで最低でも1センテンス(1文)話す。

話せればもっと長く話す。

英語を話すときは息つぎに注意する癖をつけて、多くしないよう心掛ける。←これ難しいです。

英語初心者はシャドーイングではなくリピーティングがおすすめ

英会話学習の一つのレッスン方法としてよく耳にするシャドーイング

通訳の方などが絶賛されている音読レッスンですが、実は初心者には敷居が高いレッスンです。

音読系のレッスンは、きちんとネイティブの発音の物まねをしながら行えば、発音、音節(息などが関係しているリズム)、抑揚(発音の高低)、ストレス(アクセント)、はもちろん、リスニングを鍛えることもできるので非常に有用なレッスンです。

ですが、初心者がいきなりシャドーイングを行うのはあまり現実的ではありません。

シャドーイングは流れてくる音声に少し遅れながら音真似をする音読のレッスンです。

日本語で試してみるとわかるのですが、この少し遅れてというところが厄介で、自分が発音しているときにはすでに、ネイティブの英語が先行している状態なので、音声が重なってしまい、自分の発音もよく確認することができません。

結果、発音をまねることなどできずにパニックになるわけです。

ここで音読系のレッスンにはどんなレッスンがあるかみてみます。

 

目次

1.シャドーイング

2.オーバーラッピング

3.リピーティング

4.ただの音読

 

1.シャドーイング

英語の音声は流しっぱなし。ネイティブの音声の少しあとに声まねをして音読する。

 

見本の動画

 

2.オーバーラッピング

英語の音声は流しっぱなし。ネイティブの音声とほぼ同時に声真似をして音読する。

知っている歌が流れてきたときに歌をうたうあの感じ。

 

見本の動画

 

3.リピーティング

自分の好きなところで英語の音声をストップし。自分のペースでネイティブの音声を真似して音読する。

自分の発音とネイティブの発音を比較しやすい。

中学高校の授業で先生がネイティブの音声CDを流してよくやったと思います。

 

見本の動画

 

4.英文をただ声に出して読む

すみません、見本動画は無しです。分かると思うので。

 

ネイティブの音声を聞かずに、自分の知っている発音で音読するというやつですね。

 

 

大きく分けてこの4つぐらいに分かれると思います。

 

最後の英文をただ読むという行為は、発音矯正ができていない人が行うと、真似をする対象がいない状態で行うわけです。

 

となると、勝手な発音で音読してしまう可能性が高く発音矯正にもなりませんし、英語を聞いてマネするわけでもないのでリスニングにもなりません。

 

発音をしっかりと分かっている上級者向けですので除外します。

 

ちょっと話それますが、アレですね。中学や高校で日本人の先生が英語を読んだ後にリピートしながら音読する行為はネイティブの発音を真似しないで、日本語発音の先生の発音を覚えちゃうと言うことになるのでダメですよね。

 

最近はネイティブ講師や、MP3などの音声で音読させるのかもしれませんが、私の年代だと、ほとんどの授業が日本人の先生の発音だったので、今考えると意味がないどころか害ですらあった気がします。

 

話をもどします。

 

という訳で、シャドーイング、オーバーラッピング、リピーティングの3つをを難易度順に並べると下記のようになります。

 

難しい シャドーイング >オーバーラッピング >リピーティング やり易い

 

 シャドーイングが一番難易度が高く、2番目にオーバーラッピング、一番難易度が低いのがリピーティングです。

 

ですので、よく耳にするシャドーイングはある程度上級者向きのレッスンとなります。

 

ただし、例外としてすごくゆっくりの音声で行うのであれば初心者でもあるていどシャドーイングができますので非常に有意義なレッスンに変わります。

 

初心者からシャドーイングができるに越したことはありませんからね。

 

いくらシャドーイングが有意義なレッスンだとしても、真似すべき英語が遅いとリエゾン(単語がつながって第3の音が出現)、リダクション(破裂音の消失)、フラップなどの音の変化が出にくくなるので発音のレッスンにならないのではないかという心配もあるかと思います。

 

ですが、初心者のうちはどっちにしても音の変化をすべて真似できるほどの耳も口も持っていないので、全く問題ないです。

 

むしろ遅い英語と早い英語でどう変わるか意識できていいでしょう。

 

ですので、私のおすすめとしては、かなりゆっくりな音声が提供されている英語教材でシャドーイングを行うか、通常の音声で1センテンス事に一時停止しながら行うリピーティングとなります。

 

初心者向けの遅いシャドーイング見本動画 

 

初心者がシャドーイングを行うのであればこのレベルの速度の音声から始めるか、毎回音声を止めてしっかりと音読できるリピーティングから始めるのがベストだと思います。

 

 

無料で英語学習ができるサイトのまとめ

私が普段使っているサイトをまとめていきます。

どんどん更新します。

 

初心者におすすめ

 

ニュースで英会話

cgi2.nhk.or.jp

初心者におすすめの英語学習サイト。

ニュースで英語が勉強できる。

初心者にはここが一番おすすめ。

 

 

VOA

www.voanews.com

 

(ボイスオブアメリカ)英語学習者の間では言わずと知れたESL向けのアメリカの国営放送サイト。

 

ESLは母国語が英語でない人を指します。

 

英語が70%ぐらいの速度で流れるので、リスニングの勉強にも、ボキャブラリーの勉強にもなる。

 

 

CBS

www.cbsnews.com

 VOAと同じく英語学習者の間では有名な、アメリカ合衆国最大のテレビ・ラジオ・ネットワークを有する放送局のサイト。

 

VOAよりは中級者受け

 

 

BBCLearningEnglish

BBC Learning English - Learning English

 

ここもおすすめのサイト。イギリスの国営放送であるBBCが英語学習者のために提供してくれているサイト。

 

動画で学習できるので、私のお気に入りサイト。

 

中級以上におすすめ

ここからはニュースを英語で読めるサイトを紹介します。

中級以上におすすめしておきますが、新聞やニュースなどは語学をまともに受けていない人にも読めるように作らないと売れないので、比較的簡単な英語で書かれています。

 

JapanTimes

www.japantimes.co.jp

 

 

NHK WORLD English

www3.nhk.or.jp

 

 

週刊ST-ONLINE

st.japantimes.co.jp

 

 

 The NewYork Times

www.nytimes.com

 

 

Slate

www.slate.com

 

 その他無料で英語が勉強できそうなサイト

 

Free ebooks by Project Gutenberg

https://www.gutenberg.org/

 赤毛のアンなど版権の切れた小説などが英語で読める。

 

 

americanrhetoric

www.americanrhetoric.com

 

歴史上の人物、政治家、有名人などのスピーチが読める。

 

YouTubeで英語が学べる「English with Jennifer」のリンクまとめ

「English with Jennifer」はジェニファーさんというアメリカ人が英語を教えてくれる動画です。

これ → English with Jennifer

このジェニファーさん何をしている人なのか調べてみようと、「englishwithjennifer.com」というサイトへ誘導されてみると・・・・ESL英語講師みたいですね。

プロフィールをみると、ペンシルベニア出身でロシア語ができるようですね。

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日本の大学でもロシア語学習分野で大きな成功を収めたとも書いてあるかな。

興味があれば読んでみてください。

さて、本題の動画に関してですが、まず動画の下に英語のテロップというか字幕が出るのでかなり勉強しやすいです。

YouTubeの英語学習動画ってESL向けの動画が多いので、文法などの説明もすべて英語なことが多いわけですが英語の字幕がないと、聞き取れなかった英語を何度も何度も聞いてなんとか聞き取り、テキストにして考えたり、場合によっては翻訳サイトのお世話になったりしないと理解できにくかったりします。

でも、この動画のように英語のテキストが動画上に出てくれば、聞き取れなくても説明をじっくり確認することができます。

で、内容ですが結構しっかりしていますので十分使える範囲です。

ジェニファーさんご本人にも直接連絡を取ることができ、掲載許可をいただくことができました。

メールでやり取りしただけですが、「やさしそうな人だな」と思いました。

プライベートレッスンも行っているようですので、興味がある方はコンタクトをとってみてください。

とりあえずこのページではYouTubeへのリンクのみですが、英会話学習のねたにしてみてください。

スラングまで勉強できるって、面白いですね。

動画の中で流暢な英語を話す日本人も出てきますので探してみてください。

あんなふうにしゃべれるようになれたらいいなあ!!

それにしてもたくさんの動画をアップしてくれていて探すのだけでも大変でして・・・番号順にすべてサイトへのリンクを書きたかったのですが途中でめんどくさくなってしまいました。

 

ですが、これだけ動画があれば十分英会話の学習ができますね。

 

ジェニファーさんのチェンネルに行くとわかりやすいと思います。

 

English with Jennifer 動画集

English Grammar

Basic English Grammar

English Vocabulary

Learn English Vocabulary

Everyday Vocabulary

Common Mistakes in English

Pronunciation of English Vowel Sounds

English Mini Lesson

English Pronunciation

Advanced English

English for Professionals

American Slang

その他