毎日の英語学習はアバウトでいいかな
私の例で恐縮なのですが、実例を1つ紹介します。
私の場合1日1時間何があっても毎日英語を勉強すると決め英会話の学習をはじめました。
文法、発音、フレーズの暗記など多岐にわたりましたが、初心者のうちはやることが多すぎてとてもじゃないですが1時間では収まりません。
初心者なんだから課題が多く1時間と決めてしまうと課題はこなせません。
しかも、1時間と決めていたので、1時間経てばやめるということを繰り返していました。
実はこれ、学習は非常に中途半端でしたし、1時間という時間ばかり気になってしまい英語学習に身が入りません。
しかも、「毎日1時間」という自分との取り決めが足かせになり、出かけた日などどうしても英語学習をせずに寝てしまった日が続くともうやる気がなくなってしまって、学習自体を取りやめてしまうことが多かったです。
そのあと何かのきっかけでまた英語学習をはじめ、また1ヶ月経たずにやめてしまうということの繰り返しでここまできました。
これ、私と同じ性格の人ばかりとは限らないのですが、なんというか毎日続かないことが気に入らないというかそういう感覚があったんですよね。
べつに1日ぐらい勉強しなくても何の影響もないわけですから、もっとゆるく考えればいいのですが、几帳面な性格もあってどうしても毎日と決めたら毎日やらないとモチベーションが下がってしまっていました。
1時間という時間を決めたのも良くなかったですね。
学習の内容よりも、1時間やることが目的になってりまっていて、悪循環でした。
ではどうやってここをクリアしたかというと、毎日の学習時間を決めずにできる限り毎日、手が空いたら優先的に英語の勉強をするというかなりゆるいルールに変えて、2,3日英語の触れられなくても、また学習に戻ればOKとして、1時間と言う時間も時間縛りをやめて、英語に触れたらその日はクリアということにしました。
よく聞く聞き流しでもいいですし、英単語を3つおぼえたでもいいですし、かなりゆるい条件にし、絶対に英語学習を辞めないということだけ守り今に至ります。
ですので、暇なときは3時間勉強するときもありますし、忙しいときは10分で終わる日もあります。
どうしても家に戻れないときには、出先でMP3を聞くこともできますし、英語教材のテキストから1,2コ会話を抜き出して、ノートの切れ端に書いておいて覚えるというようなことも可能ですので、どんなに忙しい人でも毎日触れることは不可能ではないと思います。
当時の私も、商社で働いていて月曜日から金曜日まで毎日3時間の睡眠時間で働くこともざらでしたが毎日英語に触れることは可能でしたので誰にでもできるかと思います。
とにかくここで言いたいことは、毎日、何時間のような自分ルールは少し緩めにしましょうということです。
英語学習は知識の積み重ねなので、やればやっただけやったという事実が積み重なります。
一週間に3日行えば、やらないよりは全然英語力が伸びますからね。
とはいえ毎日5分以内では3か月やっても全く進歩しないと思いますが・・・