英語学習のネタ帳

英語が好きな人の英語中心の英会話雑記ブログ。

つけ忘れる人続出!!三単現のS

現役の中、高、大学生は忘れないかも知れませんがちょっと気を抜いていると忘れがちなのが三単現のSです。

複数形のSとごちゃ混ぜの人もいたりして・・・・

三単現は三人称、単数、現在形という3つの条件が重なることを指していて、略して三単現です。

3単現と書く人もいますがそのへんはどっちでもOK。

三人称単数現在と略さない人もいますね。

で、これどういうことかというと実はとても簡単な話です。

 

動詞は主語に合わせて変化しなければならない

 

見出しの通りなのですが、英語には主語が三人称、単数、現在形という3つの条件が重なった場合は動詞にsもしくはesが付いた形に変化させなければならないというルールが存在します。

 

3人称・・・私、あなた以外の主語

例えば、物や彼女、彼

 

単数・・・1人、一つ

これはわかりますね。

 

現在・・・文が現在形のとき

 

この3つの条件が重なったら、動詞にsもしくはesをつけて変化させます。

 

He likes baseball.

The cat walks.

 

ちなみに、ch sh o s x で終わる動詞にはesをつけます。

goes 

watches

 

特殊な例

sのつけかたには特殊な例もあります。

 

have は has と変化し

「子音+y」で終わる動詞はyをiに変えてesを付けます。

study ⇒ studies

 

とまあ簡単に説明しましたが、簡単ですのでサクッと覚えちゃいましょう。

 

私とあなた以外の主語のときには単数で現在形でないか一瞬気にしてみてください。

 

動詞にSが必要ないかどうかは癖といいますか、慣れるとsが無いほうが変な感覚ですので、気にしているうちに自然と身につくはずです。

 

英語は主語と動詞が必ず必要

前回書いた品詞の記事にも書きましたが、英文の基本文は

 

主語+動詞

です。

 

他動詞の場合はそれだけでは完結できませんので、目的語と呼ばれる名詞を動詞の後ろにもってこないといけませんが、基本は主語+動詞です。

 

これを文系と呼ばれる記号であらわすと、S(主語)+V(動詞)になります。

ちなみに目的語が必要な動詞の場合はS(主語)+V(動詞)+O(目的語)です

 

この主語と動詞ですが、英文には必ず必要なものです。

※動詞は1文に1つしか入れられない

 

kimi9.hatenablog.com

実は日本語の場合は主語と動詞がなくても文が成立してしまうことがあるので、英語をはなすときに入れずに話そうとしてしまうことがあります。

 

英文を丸暗記している人には関係ありませんが、英文を頭でくみたてて話す人は 注意しないとつい落としてしまいがちです。

 

日本語を覚えているネイティブスピーカーに英語と日本語の違いを聞くと、日本語はあまり主語を使わないので、違和感がありつい主語を入れてしまって変な日本語になるところだと言っていました。

 

実際には主語はすべての日本語にあってもおかしくないのですが、日本語は主語を省略する傾向にあるので、ネイティブには違和感があるみたいです。

 

I 'm Yamada.  私は山田です

 

これ英文を訳すと問題ないですが、自己紹介をするときに(私は)とは言いませんよね。

 

This photograph is beautiful.  この写真は綺麗です。

 

この場合は日本語には動詞がありません。

この写真は名詞、綺麗は形容詞。

 

このへんが英語と日本語の大きな違いなので、頭に入れておくだけでかなり上達が早まります。

 

一番大きな違いは語順ですけどね。

 

品詞の種類

品詞の種類をただ表にするだけでは面白くないですし、そんな表はGoogleで検索すればいくらでも出てきますので、私がこうやって覚えているという私の頭の中をなるべく短く簡単に紹介してみます。

日本語にない品詞「冠詞」

冠詞はatheです。

aは一つの、theはそのという感じの日本語訳で覚えたと思いますが、この冠詞は日本語にはありませんので強引に訳さない方がいいと思っている品詞です。

正直私もうまく使いこなせていないのですが、初心者のうちはあまり気にせずこだわらずに覚えたほうがいいです。

 

英語に絶対になくてはならない品詞「動詞」

英語の基本文は主語+動詞です。

全ての英文がこれをもとにしているので、普遍的な形です。

命令文は主語が省略されていたりしますが、長年使われている間に省略されてきたというだけで、とにかく英語の基本文は主語+動詞です。

主語はその文の主役になるもので品詞ではないのですが、人やモノなどが入ります。

動詞は動き(動作)を表す品詞で、英文には必ず1つ入り、2つ以上入ることはありえません。

また動詞はbe動詞と一般動詞の2種類があります。

 

be動詞

is am are

がbe動詞です。

 

一般動詞

歩く・・・walk

走る・・・run

などが一般動詞です。

 

伸ばして発音すると語尾がイーで終わる可能性が高い形容詞

中学校の頃、国語や英語の授業で品詞の見分け方として、語尾がイーとなるものは形容詞だと聞いたことないですか?

ここではあることにしておいてほしいのですが、これはかなりの確率で正解です。

全てではありませんが確率は高いです。

形容詞は物の様子を説明する品詞で高い、低い、美しいなどがそれにあたります。

 

美しい・・・beautiful

高い・・・high

低い・・・low

 

物の名前は名詞

名詞に関しては説明不要かと思いますが、物の名前地名などが名詞になります。

 

自動車・・・car

犬・・・dog

猫・・・cat

東京・・・tokyo

問題ないですよね

 

動詞に名詞をつける接着剤役の前置詞

前置詞はat,on,of,in,aboutなどあまり意識せずに使っている品詞ですが、名詞の前にあるので名詞とセットかというとそうではなく、動詞によって変わっていくものです。

動詞の種類によって、後ろに続く名詞を前置詞なしでおけるか、それとも前置詞を付けなければおけないかが変わってきます。

一般動詞には他動詞と自動詞があり、他動詞の後ろには前置詞なしで名詞がおけますが、自動詞の後ろには前置詞を置かないと名詞がおけません。

 

他動詞

自分だけで動作が完結できない動詞。

I play the piano.(私はピアノを弾く)

i play (私は弾く)・・・ピアノを

 

自動詞

自分だけで動作が完結できる動詞。

I listen to music.(私は音楽を聞く)

I listen (私は聞く)・・・音楽を

 

動作に対してどのようにするのかを説明する副詞

最後に面倒な副詞です。

冠詞の次に面倒だと思っています。

その理由は他の品詞との区別が難しいということ。

副詞は時間、場所、頻度などを説明するのですが、時間は名詞でもあります。

基本的に動詞や名詞の後ろに入る品詞で、最悪文になくても意味が通じるおまけの品詞です。

前置詞なしで比較的自由な場所に入れられます。

 

昨日・・・yesterday

ここ・・・here

しばしば・・・often

それから・・・then

など、副詞になりえるものは多くてここだけでは説明しきれませんので、私はどの品詞でもなさそうだなあと思ったら副詞と考えています。

 

 

英文法を覚えるには不可欠な品詞について

英文法を勉強した方がいいか、そうでもないかという議論は棚に置かせていただきますが、英文法を学習するという前提で書くと品詞をしっかりと理解しておかないと途中で混乱します。

文法の学習をはじめてしばらくすると、目的語、修飾する、~を取る、形容詞的用法、副詞的用法、名詞的用法のような言葉が出てくるようになります。

ほとんどの方はそこで混乱しだすと思うので、まずは品詞をしっかりと理解しておくことが文法の理解度を上げるために非常に重要な要素だと気が付き品詞について調べだすことになると思います。

文法用語はなるべく使わずに、英文の組み立てさえ覚えられればそれが一番いいのですが、実は文法用語はある程度覚えたほうが文法を覚えるのが楽になります。

それが面倒だから文法は嫌いなんだという人もいますので強要はしませんが品詞は簡単に覚えられますので、勉強してくことをおすすめします。

ちなみに英文法を覚えずに英会話ができると言っている人は、英文の仕組みを簡略化した文法を使わずに、必要な英文をすべて暗記させようとしているだけなので結局効率が悪い学習方法をさせているのだということを覚えておいてください。

ネイティブスピーカーが文法を意識して言葉を覚えていないというのももっともな話ですのでそれでも話せるようにはなりますが、あなたがネイティブスピーカーと同じ環境下にいることができるかどうかをしっかり吟味した上で学習方法を決めたほうがいいと思います。

24時間ママと英語に触れて、2歳、3歳でやっとあのぐらいの言葉を話せるわけですから日本人が日本でしかも独学で行うことを考えれば時間がかかると言えます。

また、英語と日本語の大きな違いに日本語は主語と動詞がなくても分が成立するのに対し、英語は必ず主語と動詞が必要だという事があります。

これを文章で比較する際にも、主語、動詞、形容詞などの品詞というグループに分けて考えないとなかなか理解ができません。

これをなんとなく、あやふやなまま流してしまうと後々混乱を招くことになりますのでやはり品詞は覚えたほうがいいと思います。

品詞の種類は次回の記事で!!

英語教材のナチュラルスピードは「フェイクナチュラル」が多い

英語教材の販売ページを見ていると、英語を話す速度について書かれていることがあります。

スロースピード、ナチュラルスピード、高速スピードなど、とても遅い、ナチュラルなど大ざっぱなスピードで表示されていることが一般的です。

高速スピードに関しては、速い速度の音声を聞くレッスンを速聴と読んでいて、その速度がどれだけ早いかをアピールしたいので、通常の速度の何倍、何%という数値で表していることが多いです。

ですが、通常、普通、ナチュラルと称される速度に基準がないので、英語教材によって速度が統一されておらず、非常にあいまいなものになっています。

一般的に話す速度は1分間に何語というような表示をするのですが、ネイティブ同士が話をするとその速度は一分間に190語以上と言われています。

こう表現されてもわかりにくいと思うのですが、英語ネイティブが日本で日本人に話しかけて理解できる速度は一分間に90語ですから約2倍速で話していると思ってしまっていいと思います。

当然個人差はありますが、私がストップウォッチで図ってみたところ、やはりネイティブの通常速度で1分間に180~200語でした。

 

ファーストスピードの例

エブリデイイングリッシュ(通常の約1.5倍速)

 

スロースピードと本気のナチュラルスピードの例

スピーキングパワー

1:06ごろからスロー、1:23ごろからナチュラルスピード(本気)

 

 ナチュラルがゆっくりだと感じる英語教材のYouTube動画は、売り上げに響いてしまうと問題なのでここには貼りませんが、検索すればたくさんできてきますので、ご自分で探してみてください。

初心者向けのナチュラルスピードは遅い

では、日本の英語教材のナチュラルと呼ばれている速度はどうかというと、1分間に90語とはいいませんが、少し遅めに話している教材が多く、1分間に150語~170語程度のものが多かったです。

手動で計測していますので、誤差もありますが、もう体感で早くないことはわかるレベルです。

業界の方はこの速度を「フェイクナチュラル」と読んでいて、私たちはこの速度がナチュラルだと思い込んでレッスンするので、実際にネイティブと話すとびっくりするぐらい早く感じます。

たったの20、30語程度の違いだと思うかもしれませんが、体感ではかなり違います。

当然本当のナチュラルにこだわった教材もありますので、全ての教材でこのようなフェイクナチュラルの速度なわけではありませんが、有名な教材はゆっくりめの教材が多いです。

ゆっくりの速度も必要といえば必要ですので、それがだめという訳ではありませんが、教材の速度に慣れてたとしてもネイティブと本気では会話は難しいので、段階的にスピードを上げてレッスンしていくことを進めておきます。

ネイティブの本当のナチュラルスピードで話すには

リスニングに関しては慣れですので、とにかく数をこなす以外に選択肢はありませんが、スピーキングの場合は少し意識をするだけでかなりスムーズに話せるようになります。

1.単語をつなげる

英語はナチュラルなスピードで話すと音が変化を起こします。

その中でも一番有名で、速度を速めているのが「リエゾン」と呼ばれる、単語と単語がつながる現象です。

want to  ⇒ ワナ

have a ⇒ ハバ

のような感じです。

他にも、フラップ、リダクション、ウィーキングなどの音の変化があります。

 

2.口を大きく開けない

大きな口を開けていると、速い速度では話せません。

Oなど口を大きめに開けなければならない音もありますのですべてではありませんが、口の開きの大きさにも意識を配ります。

それでいて歯は見せるというのも難題ですが・・・

 

あとは練習あるのみなのですが、呼吸や舌の位置によって口と鼻から出る空気の量などにもネイティブの特徴がありますので、一度イラスト付きの発音強制の本を購入してみてください。

 

アメリカ人は歯をみせて話す

スピーキング時に先生によく言われていたことなのですが、英語を話すときには歯がみえるぐらい上唇を上げて話すとネイティブに聞き取りやすくなるそうです。

そうですとなんだか他人事のような書き方で恐縮なのですが、私は英語ネイティブではないので確認のしようがありません。

確認できる一つの手段として、アメリカ人を観察してみるという方法があるのですが、確かに歯を見せて話している人が多いように感じます。

全ての発音で歯が見えているわけではありませんが・・・

 

アメリカ人アメリカ人が話すところ

 

これは、日本語が単調で音が低くネイティブとって聞き取りにくい言語なのが関係しているのですが、周波数「hz」という数詞で表すことができます。

周波数は音の振動や波動の周期のことなのですが、日本語はこれが非常に低く平均で1500HZ、英語は3000HZだといわれているので、確かに倍程度の違いがあることになります。

周波数と言語の関係性に関しては、英語教材の公式サイトで説明があるぐらいであまり大きな声で主張している人はいませんが、この周波数の違いについて異議を唱えている方は多くいらっしゃいます。

数値として出ている以上全く無関係だとは思いませんが、数値は意識できませんので少しでもネイティブに通じるようスピーキングを真似て練習するのがベストかなあと思います。

ただ、上唇を上げて発音してみるとわかるのですが、結構難しいです。

これは日本語の発音で上唇を上げるような発音が少ないからだと思うのですが、英語が歯を見せて発音する言語である以上、少し大げさに唇を上げてレッスンするのがいいと思います。

上唇や舌の位置は人によってベストな位置が違いますので、自分で見つけてみましょう。

 

日本人が腹式呼吸を意識して英語を話すと苦しくなってしまう理由

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英語講師に英語を習うと、必ずと言っていいほど「英語を話すときには腹式呼吸をしましょう」と言われます。

これはもちろん正解なのですが、私たち日本人が日本語を話すときと英語ネイティブが英語を話すときとは息継ぎの回数が全く違っているので腹式呼吸を意識するだけでは途中で苦しくなってしまいます。

試しに同じ英文を日本人と英語ネイティブとで読み比べてみればわかりやすいと思うのですが、英語ネイティブは驚くほど息が長く続きます。

これは、英語と日本語の大きな違いでもあるのですが、日本語はあまり深く息を吸い込まずに何度も何度も息継ぎをして話します。

対して英語は大きく息を吸い込んで、肺に入った空気が無くなるぐらいまで一気に吐き出しながら話します。

ネイティブは空気を大きく吸って、しかも息を吐ききるわけですね。

日本語は小さく吸って、まだ肺に空気が残っている状態で、吐ききってい無い状態で止めます。

 

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 絵が下手ですみません・・・

日本人にはこの癖がついているので、腹式呼吸を意識しただけでは、肺に入った空気の量が足りずに息切れを起こすわけです。

ですので、対処法は簡単です。

英語ネイティブのように大きく深く息を吸い込んでから話すようにしてみましょう。

私はこれでかなりなめらかで自然な英語になりましたので、呼吸を意識してみてください。

また、英語ネイティブはかなりの長さの英文を息継ぎなしで話しますので、息継ぎせずにどこまで話せるかというレッスンを取り入れていくといいと思います。

最初のうちは、口も回りませんし、発音もままならないはずですので、1ブレスではあまり長く話せないかもしれませんが、そのうち長く話せるようになりますので、意識してみてください。

 

まとめ

英語を話すときには大きく息を吸って、一気に吐き出す。

ワンブレスで最低でも1センテンス(1文)話す。

話せればもっと長く話す。

英語を話すときは息つぎに注意する癖をつけて、多くしないよう心掛ける。←これ難しいです。