英会話教室はネイティブの前でも緊張せずに英語が話せる度胸を付ける場所
英会話教室は何のためにあるかご存知ですか?
「英会話のレッスンをするため」と思う方がほとんどだと思うのですが、それはもちろん正解です。
では英会話のレッスンの中で主になにをしますでしょうか?
これは英会話教室に通ったことがある方ならわかると思いますが、主にアウトプットの訓練をします。
よく言われるリピート&スピークや英語での会話です。
ネイティブの先生の後について正しい発音を学んだり、実際にネイティブと英語を話すわけです。
表立ってのレッスンはそれでOKなのですが、英語講師に聞いてみると答えはちょっと違っていて、主にネイティブと面と向かっても英語を話せる度胸を付けることが主な目的だと言います。
英語の勉強(インプット)なんて家でやってこいと言ってます。
日本人は英語に苦手意識があるので、英語ネイティブの前になると緊張して、知っている英語も出てこない傾向にあります。
もっとひどい人は、ネイティブ恐怖症ともいえるレベルの緊張をおこしてしまい、会話どころではなくなってしまうそうです。
英会話教室はそれを克服させるという大きな目的があるんですね。
あとは家ではなかなか大声でできないスピーキングをさせることも目的の1つです。
あなたは英語を話すとき、相手の顔をみながら大きな声で自信をもって話すことができていますか?
声が小さく遠慮気味に話しても、通じる英語が通じなくなってしまいます。
ついつい声が小さくなりがちで、相手の顔を見て話すことがなかなかでできないようであれば、ネイティブと話す瞬間を意識してみましょう。
どのように意識するかは人によって変わってくると思いますが、「文法があっているか心配」、「このフレーズはネイティブに通じるか心配」など、気にしているのはあなただけです。
これは学校のテストではなく、会話ですので、理解でき無ければ分からないと行ってきますし、聞こえなければ聞こえないと言ってくるので、「心配」とか「恥ずかしい」と言う感情はこの際捨ててしまってください。
ホントもったいないです。
カナダ留学のエージェントをやっている私の友人の話だと、現地に視察に行くって語学学校の授業をみさせてもらうと、質問したり積極的に話しているのは日本人以外の外国人で、日本人はずっとだまっている傾向にあるそうです。
もちろん例外もあるでしょうけど、日本人はせっかく海外に留学しても日本人同士で集まって日本語で会話をしてるというからびっくりしますよね。
何のために海外まで来てるのかと。
これでは本末転倒です。
話を戻しますと、英会話の学習者が英語ネイティブと会話できるなんてチャンス以外の何物でもありません。
相手の顔をみて、大きな声で、大きなジェスチャーで、そして笑顔を意識して話すようにしてみてください。
そして、家で毎日英語の勉強(インプット)をしている自分を信じて、自信をもって話すようにしてください。
自信がなく、小さな声でしか話せないと相手も不安がります。
これだけであなたのコミュニケーション戦闘力が30%アップになりますので、ぜひ意識してみてください。
英会話教室に通ってる人は、教室でインプットをしようなんて考えていたらいつまでたっても英語は話せませんよ。
インプットなど覚えること、ある程度のアウトプットなど家でできることは家でしっかり準備をして、教室に行ったらそこでしかできないことをしましょう。
例えば、ネイティブに分からないニュアンスを確認するとか、発音を直してもらうとか、そういう有意義な時間にしないともったいないです。
英会話教室の経営者は、生徒さんがいつまでも上達せずに少しでも長くお金を払ってくれる方がいいわけですから、そんな裏事情を話てくれないでしょう。
たぶん・・・中には素晴らしい意識高めの英会話教室もあるかもですが・・・